Realに生きる

食と自我・精神・霊性 

自己表現 エネルギーの発散

職業上、多くの食べる人を見てきましたが、たくさん食べる人と小食のひとの「オーラ」が全くちがいます。たくさん食べる人はエネルギッシュで、体からの熱、炎を感じます。小食の人は、その体から発せられる炎を感じないのです。

そして、炎の出方が人によって違う。現在の生活環境や生きてきた経歴によって色や強さが違う。

 

昭和の終わりごろから、「クール」でいることが格好良いとされ、「感情的」であることが格好悪く馬鹿にされるという風潮がありました。

そのせいか、平成の時代はクールを装う人間があまりにも多く、感情表現できずにどこかで崩れてしまう。昭和時代は外に現れ、ヤンキーが多く暴力をふるう人が多くいましたが、平成時代はエネルギーをうちに閉じ込め「ひきこもり」が多くなり、自殺してしまう人も増えました。他者からの目を気にしすぎて、感情表現をできず、感情が自分の体の中で燃える、体を焦がしてしまうようなことが起きているのだと感じます。

 

昭和時代は、演歌や映画、どこにいっても自由に表現できる環境がありました。昭和の終わりごろから自由すぎる表現を受け止めることが多くの人ができなくなってしまったのだと思います。

感情をコントロールすることばかり言われるようになり、自分の感情を思いっきり表現することが難しくなりました。受け止めてくれる人が少なくなりました。自分の親でさえ、受け止めてくれない。親自身の感情表現ができない環境でいっぱいいっぱいなんだと思います。

 

出る杭は打たれる、変わったことをする人は嫌がられる環境で自己表現するには、

他者からの圧力を突き抜けるエネルギーが必要です。

そのエネルギーは「自分を信じる力・自信」です。

では、自分を信じるにはどうすればよいのでしょうか。