Realに生きる

食と自我・精神・霊性 

愛と自由

「愛」と「自由」について考えてみました。

多くの人が、管理社会の中で「自由」を求めています。サラリーマンの人は会社で不自由な思いをされているでしょう。しかし、大きなモノに守られています。

反対に、自営業は押さえつける存在はなく、「自由自在」です。なにをしても自己責任で、自分自身が管理していく必要があります。

 

これを子育てに置き換えると、母の愛は柔らかい優しいオーラで子を守ります。これが過剰になると重い重いエネルギーになり、管理的になります。

子どもは成長したい欲求があり、そのカベを取り払って成長していくでしょう。重い重いエネルギーがあれば、それを振り払うために大きな反抗で親を振り払っていくでしょう。それは、生きている人間が持つ本能的欲求で、上に引っ張り上げていく「自由」という力です。

 

「愛」は、何かヴェールのような柔らかいもので覆いかぶされるような「守る・守られるエネルギー」で、「自由」は、そのヴェールをはがし外に飛んでいく力。成長するエネルぎー。

「愛」が重いと固く分厚い壁のような覆いになり、「自由」にほど遠くなってしまう。

「愛」が軽いと、フワフワして「自由」は不安定な拠り所のないものになってしまう。

 

意識の話ですが、意識は体に影響を与えます。

ルドルフ・シュタイナーは、愛と自由について宇宙のエネルギーという表現でお話されていて、とても面白いです。

次回、すこしまとめてみます。